青汁はホット(お湯割り)で飲める?温める前に知りたい注意点

健康のために青汁を飲んでいる方もいらっしゃるでしょう。しかし、皆さんはどの様な飲み方で青汁を飲んでいるでしょうか。冷たい水に溶かして飲まれている方もいるでしょうし、その他の飲み方を工夫されている方もいるかもしれません。

そこで、ホットにして青汁を飲むという方法について考えてみたいと思います。青汁は、お湯割りにして飲むことが可能なのかも気になりますし、温めるにあたっての注意点も気になります。今回は、青汁をホットにする場合の注意点やホット青汁の効果について探ってみます。

ぜひ、ご参考になってください。

青汁は製法によって熱への強さが異なる!

まずは、青汁の製法による熱への強さの違いについて迫ってみたいと思います。一体、どういった違いがあるのでしょうか。

非加熱処理製法の青汁はホット向きではない!

青汁には、熱に弱いビタミンB1やビタミンC、酵素などといった栄養素が含まれているので、熱湯で飲むと大事な栄養成分が破壊されてしまうことがあるのをご存知でしょうか。

青汁には、『加熱処理』と『非加熱処理』という製造方法があって、通常の粉末青汁は原料をそのままに加熱して乾燥させ裁断し粉末にするという、加熱処理の製法で作られているのです。

ただ、熱を加えることなくフリーズドライなどといった、その会社ならではの製法により粉末化しているタイプの青汁も中にはあります。要するに生や生搾りと謳われているタイプになりますが、これらは熱が加わっていないので、酵素を含んでいてこの酵素がホットにすると壊れてしまうのです。

よって、非加熱処理製法の青汁はホットに適していません。

加熱処理された青汁は栄養たっぷりの製品がある!

加熱処理がされた青汁というのは、総じて栄養価が低いのだろうかと思われがちですが、そういったことはなく、栄養成分をたっぷりと含んでいる製品もある点を覚えておきましょう。

この様な青汁は温めても栄養価を損なわないので、色々なレシピにも活用しやすいです。

例えば、『ふるさと青汁』という青汁はあしたば葉・茎末、難消化性デキストリン、直鎖オリゴ糖、あしたば根末、桑の葉末、大麦若葉末といった原材料となっています。明日葉などは、特有成分として『カルコン』が含まれていて、強い抗菌作用でがん予防および糖尿病予防などにもなるとされています。

公式サイトでは料理などにも使えるとしていて、ホットで飲むとしたらぬるめの50度から70度程度のお湯を使うのがポイントです。

加熱処理をされた青汁は何で栄養価が低いと思われがちなんですか?
それはだね、加熱処理をすると一部の熱に弱いビタミンが減少してしまうからなんだよ。そう言ったら、非加熱タイプの方が良いように思えるけれど、加熱タイプの青汁にも沢山の栄養素が含まれているんだ。

加熱タイプと非加熱タイプの注意点とは?

青汁には加熱タイプと非加熱タイプがありますが、ホットにして飲む際などの注意点とはどういったことがあるのでしょうか。飲むならしっかりと把握しておきましょう。

加熱調理をしたいなら短時間で済ませよう!

加熱処理がされて粉末になった青汁は、このときにはもう加熱が終わっているので、熱いお湯割りだったり加熱調理をしたとしても、栄養価が変わりません。

ただ、前述の通りビタミンCやビタミンB1は熱に弱いので、もし加熱調理をするなら短時間でささっと行うのがポイントです。ビタミンAやビタミンE、食物繊維、カルシウムなどといったミネラル分は、熱で栄養が損なわれてしまう恐れはないため、温めたとしても青汁を飲むときちんと摂取できるのです。

非加熱タイプを飲むなら人肌程度のお湯を使おう!

粉末タイプになっている非加熱処理製法の青汁を飲む場合を考えてみましょう。酵素というのは熱に強くないので、通常は50度から70度で壊れてしまうとされています。

よって冷水で飲むのが推奨されるのですが、ホットで青汁を飲みたいのであれば、人肌程度に冷ましたお湯で溶かすのがベストです。

それに、酵素が含まれる青汁レシピを作るなら、なるべく加熱しないような調理法を選択するのがカギです。そして、酵素は時間が経つとどんどんと失われていってしまうので、非加熱処理となっている青汁は作り置きを控えるのが大事です。

電子レンジ利用ならレンジでお湯を作って青汁を加えよう!

青汁に含まれる栄養素は、多くが熱に弱いのでホットに向かないと先述していますが、その中でも青汁に配合されているビタミンCやビタミンB1、パントテン酸、ビオチンなどのビタミンおよび酵素は、熱で損失しやすいので、熱湯に溶かすとたっぷりと含まれていた栄養素も多くが壊れてしまいます。

栄養素を効率的に摂取したいなら、ホット以外の飲み方を選ぶのも無難だということです。もし電子レンジを使うなら、青汁を水に混ぜた状態ではなく、レンジで適温のお湯を作っておいてから、その中に青汁を加えるのがポイントです。

電子レンジに青汁を入れていて、いつの間にか沸騰させてしまったというパターンもありますので、その点は注意が必要です。

温かい青汁って美味しいのかしら?
青汁は美味しくなってはきたが、味が苦手と言う人もいるな。そこで、ホット青汁を美味しく飲むためにはちみつなどの甘味をプラスしてはどうだろう。砂糖ではなくはちみつというのがポイントだよ。ぜひ試してくれ。

ホット青汁で期待できる効果についても知っておこう!

ホット青汁を飲むなら、飲むことで期待できる効果についても知っておきたいものです。では、どの様な効果があるのでしょうか。見ていきましょう。

ホット青汁なら腸内環境を整えてくれる!

青汁の効果には、食物繊維が多く含まれているので腸の働きを良くしてくれて、老廃物の排せつ機能を高めてくれるというものがあります。この効果は冷たい青汁でも実感できますが、温かい青汁の場合には腸の作用や血流、体液の循環をさらに活発にしてくれるのです。

ホットの青汁なら、冷たい飲み物を飲むとお腹を壊してしまう方でも気軽に飲んでいけます。よって、お試しになるのはいかがでしょうか。

身体の内部から温められるホット青汁で

青汁の原材料の緑黄色野菜の種類次第でもあるのですが、冷え性に効果が期待できる青汁もあります。

それに、冷え性の改善についての効果を高めるとしたら、身体の内部から温めていくのが大事になるため、ホット青汁は最適なのです。

冷え性対策として青汁を飲むなら、血流を促進させて身体を温めてくれる生姜などといった食材を加えてあげると、より効果が見込めると考えられます。その他にも、ビタミンやミネラルが青汁には含まれているので、根本から冷え性の体質を改善したい方にも適しています。

ホットミルクと青汁で不眠解消が見込める!

この頃では抹茶風味となる青汁も多くなっていて、牛乳とも相性が良いのが特徴です。

ホットミルクに青汁を混ぜて飲むのも味が美味しいのです。青汁を混ぜたホットミルクは、不眠の解消に効果が得られるとされています。ホットミルクだけでもリラックス効果がありますし、身体を温めて睡眠を促進してくれるのです。

この安眠効果については、牛乳に含まれるカルシウムが大きく関係しているものの、青汁にもカルシウムがたっぷりとふくまれているため、相乗効果が見込めるのです。それ以外にも、ケールが主体となっている青汁でも高い睡眠促進効果が得られるメラトニンが含有されているため、不眠解消にうってつけです。

ホット青汁の、不眠への効果についてもっと知りたいです
ホット青汁を不眠症解消のために飲むなら、朝と晩に飲むのがおすすめだよ。朝に飲むと身体を目覚めさせてくれるし、夜ならメラトニンの効果で自然に眠くなるんだ。ただ、青汁の中にはカフェインが入っているものもあるから注意が必要だ。

ホット青汁を飲んで効率的に栄養を摂り入れよう!

青汁には2つの製法があり、加熱タイプと非加熱タイプとなっています。非加熱タイプの場合は酵素が壊れてしまいホットには不向きとされています。また、加熱タイプのものをホットにする場合にも、50度から70度程度のお湯を用いるのがポイントです。

もし非加熱タイプを温かくして飲むなら、人肌程度の温かさが適しています。ホット青汁は、腸内環境を整えてくれたり冷え性の改善が見込めたり不眠症にも適しています。

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