青汁の選び方ガイド!選べない人に知ってほしい8つのポイント
青汁を販売しているメーカーは多く、同時に青汁にも様々な種類のものがあります。そのため、いざ青汁を購入しようと思ってもどれがいいのか?わからない人も多いです。
今回は青汁を購入する時に知っておくと便利な「選ぶポイント」を紹介していきます。例えば価格とかメインの原材料、効果や効能、飲む人の状態、安全性など、選ぶポイントは結構多くあります。
選ぶポイントを紹介していくので、青汁選びに困った時に参考にしてみてください。
市販の青汁はほとんど粉末タイプ!だけど他にもいくつか種類が
青汁を自分で作ることもできますが、いざ飲むとなると市販の商品を購入する方が早いし、専門の人が作っているので効果もあります。多くは粉末タイプになっていて、水とか牛乳やジュースなど飲み物に混ぜて使うものが多いです。ですが、粉末タイプ以外にもあるので紹介します。
- 冷凍
- 液体
- サプリメント
- ゼリー
まず粉末ですが、字からわかる通り粉ですね。粉末タイプの特徴は乾燥させてあるので、他のタイプよりも保存期間が長いです。粉末が1包ずつスティックになっている場合も多いので、持ち運びも楽にできます。
水や飲み物など、粉末を溶かすことができる飲み物があるので外出先でも青汁を飲むことができます。例えば仕事で外出中のお昼に青汁を飲むこともできるので、粉末タイプは利便性が高いです。
飲み物を工夫すれば青汁をアレンジしやすいのも粉末タイプの特徴ですね。工夫次第で飲みやすくすることができます。作り方を失敗してしまうと、粉っぽい青汁になってしまいますが、一番多いタイプなので初めて青汁を飲む人にはこのタイプがオススメです。
- 長期間の保存ができる
- 持ち運びしやすい
- アレンジしやすい
- 粉っぽくなることもある
冷凍タイプの青汁は味や栄養がそのまま!
冷凍タイプの青汁は、絞った青汁をそのまま冷凍させていることが多いので、解凍すれば新鮮な青汁を飲むことができます。ただし注意点もあって、そのまま飲むので味も改善されていなかったらそのまま苦いままです。人によっては飲みづらい場合もあるので注意が必要です。
冷凍しておかないと保存しておけないので、持ち運びはしづらいといえます。外出先に冷凍できるものがあれば問題ありませんが、持ち運びならば粉末タイプの方が簡単です。
飲みづらいですが、冷凍タイプの青汁は栄養が損なわれにくいので、栄養を沢山摂取しやすいです。持ち運びしない人や、苦いのがOKという人は冷凍タイプの青汁が栄養も多くオススメです。
- 苦い
- 栄養が損なわれにくい
- 冷凍しておけば長期間保存可能
- 持ち運びしにくい
液体タイプの青汁は入手も簡単で持ち運びもしやすい!
液体タイプは紙パックに入っている青汁ですね。例えばコンビニとかスーパーなどで購入できるので手に入れるのも簡単です。最近では粉末タイプなどと同じようにメーカーから直接購入することもできます。自分で作る必要がないので、飲みやすいのも液体タイプの特徴です。
液体タイプは飲みやすいように作られている場合も多いです。保存の期間は紙パックごとに決まっているので、まとめて購入する場合は保存期限が切れないように注意しましょう。
液体タイプは手に入れやすいし、簡単に飲めるので粉末タイプと同様に初心者にオススメです。こちらの方が飲みやすいので、すぐに青汁を飲みたいならば液体タイプの青汁を試してみるとよいでしょう。
- 購入しやすい
- 飲みやすい
- 保存期間が紙パックごと
サプリメントの青汁は持ち運びやすく飲みやすい!デメリットもあり
サプリメント、イメージしづらいなら錠剤の薬と言えばわかりやすいでしょう。このタイプの青汁はまずサプリメントのサイズは小さいので持ち運びも簡単にできます。
飲み方も簡単で水があれば飲むこともできるし、そのまま飲むだけでいいので味を感じることもありません。苦いのが苦手という人にはオススメのタイプと言えます。
ただ添加物が入っているというデメリットもあります。体に影響が出ない添加物が使われていますが、添加物は嫌だという人はこのタイプはオススメできません。また製造方法によっては、成分が損なわれている可能性もあるので、購入するなら慎重に選ぶ必要があります。
さらに、サプリメント1錠ではあまり栄養を摂ることができないので、一度に沢山飲む必要もあります。具体的に言うとコップ1杯と同等の栄養を摂るなら、サプリメントを20~30粒飲まなくてはいけません。
持ちやすいし簡単に飲めるので魅力的ですが、デメリットも大きいので注意してください。サプリメントとか錠剤タイプの薬が苦手という人もこの青汁はオススメではありません。
- 持ち運び簡単
- 飲みやすい
- 添加物が使われている
- 沢山飲む必要がある
飲むというより食べる青汁!味もおいしいゼリータイプ
青汁というと液体などで飲むというイメージが強いと思いますが、ゼリータイプのように食べるタイプの青汁もあります。粉末タイプのように1包ずつスティックになっているので持ち運びもしやすいです。
味にも工夫されていて、苦くて飲みづらいということも少ないです。子供でも飲みやすいものも多いので、子供に青汁を飲ませたいということならこのゼリータイプは効果的です。
添加物が使われているという点とゼリータイプなので詰まらせないようには気をつけましょう。水とかも必要なく、その場ですぐに食べることができるので、どこでも食べたいという人にはゼリータイプがオススメです。
- 飲みやすい
- 持ち運びしやすい
- 添加物が使われている
- 喉に詰まらせる可能性もあり
原材料とその効果や効能も青汁を選ぶ時のポイント!
青汁の効果は使われている原材料によって変わってきます。メインで主に使われているのは以下の3種類です。メインで使われている場合は、青汁の中の半分が以下の原材料を占めています。
青汁の中には大麦若葉がメインだけどケールが使われているということもあるので、パッケージなどで何が含まれているのか都度確認してください。
- 大麦若葉
- ケール
- 明日葉
それぞれ美容面と健康面に良いという共通点はありますが、含まれている成分は違うので効果も違います。この3種類の特徴から自分に必要な物を選びましょう。
大麦若葉は美容効果が高い!美容の為に青汁を飲むなら原材料はコレ
大麦若葉に豊富に含まれているのは以下の成分です。
- SOD酵素
- カルシウム
- 亜鉛
- トリプトファン
- ビタミンC
SOD酵素は、肌の老化や酸化を防いでくれるので、肌を美しくしたい人にうれしい成分です。さらに動脈硬化や高血圧、糖尿病を引き起こす活性酸素を除去してくれるため、肌のシミとかしわも防ぐことができます。
カルシウムは骨とか歯を頑丈にしてくれ、体の成長にも役立つ成分です。亜鉛は生活する上で必要なミネラルで味覚障害を防いでくれます。トリプトフォンというのは気分を落ち着ける効果があり、うつ病を予防することができます。
ビタミンCは主に壊血病を防いでくれる効果があります。他にもニキビとか肌荒れにもビタミンCは効果的です。
大麦若葉はSOD酵素の抗酸化力がとても強く、SOD酵素による美容効果が高いです。
老化とか肌のシミ、しわなど肌のトラブルを予防・解消したいなら大麦若葉がメインに使われている青汁を選ぶようにしましょう。大麦若葉は抹茶風味で飲みやすいという点も特徴です。飲みやすいので青汁を始めての人でも味を気にせずに飲めます。
ケールはまずいけど栄養豊富!がんの予防や生活習慣病の予防に
ケールはその味が特徴的で、青汁がまずい!と言われるのはこのケールが原材料に使われている青汁です。まずい反面、含まれている栄養はとても豊富で、健康面と美容面の両方の効果に期待できます。
- 食物繊維
- βカロテン
- ルテイン
- ビタミンC・E
- メラトニン
- カルシウム
- グルコシノレート
食物繊維は腸内の環境を整えてくれ、便秘の解消に期待できます。体内の不要な物を排出してくれるので、生活習慣病の予防効果もあります。
βカロテンは目に効果がある成分で眼精疲労とか夜盲症を予防してくれます。目を正常に保ちたいなら必須の成分ですね。ルテインもβカロテン
と同じで目の健康を保ってくれます。
ビタミンEは動脈硬化や生活習慣病の予防になります。ビタミンCと同様に美肌効果にも期待することができます。メラトニンは不眠症の解消に役立つ成分です。メラトニンが含まれているケールは不眠症の人にもオススメです。
最後にグルコシノレートというのはガンを防いでくれる成分です。肺がん、胃がん、大腸がん、乳がん、前立腺がんに効果があります。ケールはガン、生活習慣病、美容と3つの効果に期待できます。
バランスよく栄養が含まれているので、青汁選びに迷ったらケールがメインの青汁を選ぶと無難です。
明日葉は健康に良い成分が多い!健康面を重視するならコレ
明日葉はビタミンが豊富に含まれていて、健康面はもちろんのこと美容面にも効果的です。植物中では珍しいビタミンB12も含まれているので悪性貧血で悩んでいる人も明日葉が効果的です。
- カルコン
- βカロテン
- ミネラル類
- 食物繊維
- クマリン
ビタミンの他にも動脈硬化や脂肪燃焼に効果的なカルコン、血液をサラサラにしてくれるクマリンという成分が含まれています。クマリンはむくみや肌の老化、血栓の防止効果もあります。
ミネラルにもむくみや高血圧に効果があり、健康の維持に欠かせない成分です。このように、美容面に効く効果を持っている成分もありますが、健康面に効果的な成分が豊富に含まれています。
健康面が心配で青汁を飲むというならば明日葉がメインに使われている青汁を選ぶようにしましょう。
青汁の飲みやすさも重要!主な原材料の味も選ぶポイント
青汁は毎日飲むものなので、その味もとても重要です。特に使われていることが多い「ケール」「大麦若葉」「明日葉」の味は知っていて損はありません。この3つのうちのメインになるものが青汁の半分を占めていることも多いので、青汁の味は主に使われている原材料になることが多いです。
味として一番まずいのはケールで、とても苦く味に癖があります。効果は高いですが飲みづらいので青汁を始めて飲むならば他2つの原材料の方がオススメです。
効果に期待したい!という人は自分でアレンジして飲みやすい青汁にして飲むなど、工夫が必要です。最近は改良も進んでいるので、自分でアレンジするなり調べておいしくするなりアレンジしてみましょう。
大麦若葉は抹茶風味で飲みやすい!初心者にもオススメです
大麦若葉には変な癖もなく抹茶風味でとても飲みやすいと評判なので、味で選ぶなら大麦若葉がオススメです。
明日葉の青汁も味に苦がある!人によっては飲みにくいことも
明日葉も苦みがとても強く味に癖があります。人によってはケールよりも明日葉の方が飲みにくいと感じる人もいます。大麦若葉に比べると飲みづらいので味を重視するなら明日葉も避けるべきです。
子供はもちろんのこと大人でも飲みづらいので、明日葉の青汁を選ぶ場合は独特の味を覚悟して飲むようにしましょう。
青汁を飲むなら安全面にも注意!原材料の産地や添加物、農薬で選ぶ
青汁を飲むならば安全面にも注意しましょう。具体的に何に注意するのか?というと以下の3点ですね。
- 原材料の産地はどこか
- 添加物が使われているか
- 栽培時の野菜に農薬が使われているか
主にこの3点に気を付けましょう。青汁にはケールとか大麦若葉、明日葉の他にも様々な材料が使われています。中には産地が日本ではなく、外国の場合もあるので、どこが産地なのかよく確認しましょう。
やはり産地は日本国内の物のみが使われている青汁の方が安全面も不安が少ないです。外国が産地だと不安という人は原材料が日本産地のみの青汁を選びましょう。
添加物は含まれていない青汁を選ぼう!
最近の青汁には飲みやすくするために添加物が使われていることも多いです。
味を重視するなら添加物が含まれている方が良いですが、添加物はできるなら含まれていない方が良いです。添加物は含まれていれば青汁の劣化を防ぐことができますが、添加物摂取による健康の被害の可能性もあります。体に悪影響があるので、青汁を選ぶ時は添加物が含まれていないものを選びましょう。
「無添加」の青汁も市販で発売されているので、子供とか妊婦、自分で飲む時は「無添加」の青汁を選ぶようにしましょう。
青汁に使われている野菜は無農薬の方が安全性は高い!
青汁に使われている野菜は無農薬の物を選びましょう。栽培時に農薬が使われていると残留する農薬が体に悪影響を与える可能性もあります。市販品の場合「無農薬」とか記載されていることも多いので、そういった青汁を選ぶようにしましょう。
ただし、「原材料は無農薬」と書かれていても、他の野菜は無農薬ではない可能性もあります。こういったところは見分けが難しいので、市販の青汁を購入する時に電話してすべて無農薬野菜なのか確認してから購入するようにしましょう。
子供、病気の人、妊婦といった人が青汁を選ぶ時のポイントは?
青汁を飲むのは成人した健康の人だけではありませんよね。例えば子供とか何かしら病気を持っている人、妊婦の人も飲む可能性もあります。こういった人の青汁の選び方も紹介していきます。
まずは子供、病気の人、妊婦の人が青汁を飲んでもOKなのかという点ですが、飲んでもOKです。ただし、注意点もあるので確認しておきましょう。
子供が飲むなら安全面を考えましょう。国産のもので無農薬・無添加の物を選ぶようにしましょう。次に味ですが、これは苦みが少ない大麦若葉を選ぶと子供でも飲みやすいです。
最近は子供用の青汁もあるようなので、子供が飲むなら「子供用」の青汁を探すという選び方もあります。子供用なら飲みやすく調整されているので、子供でも飲みやすくオススメです。子供に飲ませる時は飲み過ぎないように、容量を守って飲ませるようにしましょう。
病気の人は含まれている成分から青汁を選ぼう!
青汁に含まれている成分は使われている原材料によって様々で、含まれている成分も様々です。それにより青汁の効果も変わってくるので、病気の人は症状や目的別で青汁を選びましょう。
例えば骨粗しょう症やガン、心筋梗塞など生活習慣病を予防したい人は次の成分が含まれている青汁を選びましょう。
病気 | 成分 |
---|---|
骨粗しょう症 | マグネシウム、リン、銅、マンガン、ビタミンK、カルシウム、ビタミンC |
ガン | カリウム、カロテン、ビタミンE、葉緑素、食物繊維、ビタミンC、イソチオシアネート、カルコン、クマリン |
心筋梗塞 | ビタミンE |
このように成分にはそれぞれ病気に良い作用をしてくれる成分が含まれているので自分の病気から必要な成分を決めて、青汁を選びましょう。
注意点としては病気によっては青汁を飲まない方が良い場合もあります。どんな病気の人でも、青汁を飲むならばまずは医師に相談してから飲むようにしましょう。
妊娠中に青汁は飲んでもOK!含まれている成分には注意
妊娠中に青汁を飲んではいいの?と思う人も多いですが、これについては飲んでもOKです。どうせならば妊娠中に摂取した方が良い成分が含まれている青汁を選びましょう。
ポイントはビタミンK、ビタミンD、葉酸が含まれているかという点ですね。この3つはどれも妊娠中には欠かせない成分なので、青汁を選ぶならこの3つが含まれている青汁を選びましょう。
逆に避けるべきものはカフェインが含まれているものと、添加物・農薬ですね。緑茶とか抹茶が使われている青汁はカフェインが含まれているので注意です。添加物と農薬については無添加・無農薬の青汁があるのでそちらを選びましょう。
やはり重要な青汁の価格!1包あたりの価格も確認しよう
青汁を購入するならやはり価格は気になりますよね。市販品の場合は、1箱に30包などまとめて購入することになるので、まとめての価格ではなく1包当たりの価格にも注意しておきましょう。
中には数が少なくて価格が安い青汁もありますが、1包で計算した時に1包の価格がまとめて購入した時より高いこともあるので注意しましょう。粉末タイプだと15包から30包で1箱が多く、価格としては1500円から6000円というものが多いです。
青汁の定期購入というものもあって、こちらは割引されていることが多いですが、3か月から4か月は同じ青汁を飲み続けることになります。初めて購入する人は味がわからないため、まずい青汁に当たることもあるので、割引されて安いから定期で購入ということは避けるようにしましょう。
市販の青汁は通販購入が多い!公式サイトでの購入がオススメ
購入場所を選ぶポイントですが、これは粉末タイプとかゼリータイプなど通販でしか購入できない場合は公式サイトでの購入がオススメです。
公式サイトなら割引されていることが多いですし、送料無料になっていることも多いです。ただし、割引の条件が定期購入のこともあるので、注意が必要です。
青汁にもカロリーと糖分は含まれている!少ないものを選ぼう
カロリーとか糖分というと、体に悪いというイメージがありますよね。イメージの通りカロリーや糖分は摂取しない方が健康に良いです。そのため青汁を選ぶ時はカロリーと糖分が少ないものを選ぶようにしましょう。
次に果物が使われている青汁にも気を付けましょう。果物が含まれている分こちらもカロリーと糖分が高めになってしまいます。
市販品にも果物が含まれている青汁もあるし、自分で作る場合も果物は使わない方がカロリーも糖質も低いです。
体の健康を考えて青汁を飲む人は甘味料と果物が使われていない青汁を選びましょう。
青汁は数が多い!知名度の高いものを選べば失敗も少ない
青汁を販売しているメーカーはとても多く、大手からマイナーなメーカーまで様々あります。マイナーの青汁と聞くと例えば何かしら健康被害があるのでは?とかよくないものが含まれているのでは?と不安になることも多いですよね。
何かしら不安があるなら、大手のブランド・メーカーの物を選べばそんな心配をする必要はなく青汁選びに失敗することも少ないです。
大手のブランド・メーカーならすでに利用者も多く口コミも残っているので、利用者の感想を確認することができます。全てを鵜呑みにすることはよくありませんが、口コミは購入する時にとても参考になります。
またトクホの青汁を選ぶという選び方もあります。トクホならば国が定めた審査に通ったことになるため、効果も安全性も信頼性がとても高いです。
ただし、トクホ認定されている青汁は数が少ないので、購入する青汁は限られてしまいます。最後に青汁を選ぶなら大手のブランド、メーカーの物かトクホ認定されているものを選ぶと失敗することが少ないです。